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総 評
出題形式変わり難化
【出題方針】
適切に表現し正確に理解する能力をみる内容を広範囲に出題。問1は文学的文章の読解力、問2は基礎的な言語能力をみた。問3は説明的な文章の理解力を試し、問4は古典の基本的な理解力を問うた。問5は自分の考えをまとめ、相手や目的に応じて文章を書く力をみた。
【分析】
大問1は小説の読解。問2のアは空欄直後の「を持ってしまい」に着目し、イは「考え抜かず」にしてしまったことを本文中より探す。問3は「頭の中のチェス盤で奏でられるメロディー」が「刻々と移り変わる駒の動き」の比喩(ひゆ)であることをつかめるかがカギ。問4は指定語句を使う記述。まずは「間違い」を本文中より探し、「一つの間違いから実に多くを学ぶ」という特長を書き、続けて「わな」を「二度と同じ穴には落ちなかった」という表現に関連させて書くことが必要。問5は本文中の「なぜならそれが自分の力で刻み付けた足跡であり、自分の死んだあともずっと残るからだ」という個所を空欄に合う形で書く。
大問2の問3はさまざまな条件から「信」という漢字を導く問題だが、かなり難しかったと思われる。
大問3は説明文。昨年までの傍線のない段落単位の問題から傍線を中心とした問題に様変わりした。問2は「このような経緯」の指示内容を前段落から的確にとらえ、該当する解答をすべて答える問題。問3は傍線部を正確に言い換えた選択肢を選ぶ力が要求された。問4はまず、指定語句の「後天的」と「活用」の2語を本文中より探し、次に空欄直後の「しくみ」につながる個所を探してまとめる。
大問4は古文。昨年までには見られなかった記述問題が出題された。
大問5は作文。「勉強する理由」を資料を基に体験を踏まえて書くこと。
全体的に記述の割合が増え、難しくなったと言える。また、説明文や古文で出題形式が変わり、戸惑った受験生も多かったと思われる。
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